シルバー人材センターは会員が運営する社団法人で営利を目的としていません。

シルバー人材センターは高年齢者にふさわしい臨時的かつ短期的またはその他の軽易な業務を、請負・委任により各家庭や企業および公共団体から引き受け、会員に提供しています。

仕事はシルバー人材センターが発注者から請負・委任という形態で契約しますので、センター・会員・発注者のいずれの間にも雇用関係は生じません。

雇用関係ではないので、仕事をする会員については労災保険の対象にはなりません。仕事中や仕事先への往復の時に事故があった場合は、シルバー保険（傷害・損害賠償）で対応することになります。

シルバー人材センターが引き受けた仕事は、会員の希望・経験・能力を考慮して会員に提供しますが、一定の就業日数や収入を保証するものではありません。

会員が仕事をすると、その実績に対して報酬（配分金）が支払われます。

請負・委任の形式では対応できない仕事（発注者の従業員との混在作業や指揮命令を受ける作業等）については、労働者派遣事業にて取り扱います。